試験用ではない「本物」の英語を身につけるための方法とは?

試験用ではない「本物」の英語を身につけるための方法とは?

英語は世界の共通語といわれており、英語を習得しているだけで人生の幅は広がります。英会話スクールなど、英語の学習方法はさまざまなものが存在していますが、実生活に役立つ英語を学ぶことが大事です。

今回は試験用ではない「本物」の英語を身につけるための方法について解説していきますので、英語に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

本物の英語とは?

英語は世界中に広まっている言語であり、世界の共通語として認知されています。言語はコミュニケーションを取るための1つの手段であり、同じ言語をお互いが使用することによって、会話のやり取りが成立します。そのため、自分の意思を伝える手段として英語を使っている方も少なくありません。

日本の英語学習は、言語を使いこなすことではなく、あくまでも試験をクリアするために学ぶという目的に沿って行われています。テストで高得点を取るために学習するのが、日本における英語学習の基本といえるでしょう。

もちろんそれによって英語が身につくのであれば、特に問題はありません。しかし試験のための英語学習では、ネイティブスピーカーの方とそつなく会話をするには不十分だといえるのです。

試験で仮に満点を取れたとしても、生きた使い方ができなければ実生活には活かされません。学んだ知識を自由に使いこなせるようにならないと、本物とは呼べないのではないでしょうか。

英語耳を鍛える

本物の英語を身につけるための方法ですが、まずは英語耳を鍛えることが求められます。英語耳というのは、聞き取り能力のことです。英語の会話では発音も重要ではあるものの、それ以上に聞き取り能力も大きなポイントとなるのです。

相手が発した英語の言葉をそのまま自然に聞き取れれば、英語の習得はスムーズに進みます。英語の聞き取りが苦手という場合には、以下の2つの原因が考えられるでしょう。

意味が理解できない

相手が発している単語や文章を耳で聞いているものの、その意味が理解できないことがあります。これには知らない単語が含まれていたり、難しい文法が使われていたりするなど、さまざまな原因が考えられます。また、聞き取りと理解のスピードが噛み合わなくなってしまい、混乱してしまうこともあるでしょう。

音の聞き取りができない

英語は日本語よりも、母音と子音の種類が多いという特徴があります。そのため、英語の発音や微妙なニュアンスの違いを聞き取れず、その結果理解ができなくなってしまうのです。

ディクテーションを繰り返す

ディクテーションというのは、英語の音声を聞き取りながらそれを書き起こし、最後に聞き取った内容がもとの音声とどれだけ合っているか確認をするという勉強法のことです。これによって自分の理解力を明らかにすると同時に、苦手な単語や表現を把握することができます。聞き取りに苦手意識がある場合、大変効率的な学習となるでしょう。

ディクテーションを繰り返すことによって、まずリスニング能力が向上します。聞き取りと書き取りを行うので、自然と英語が身についていくようになるのです。

また語彙力の向上にもつながります。聞き取るうえで知らない単語が登場した場合には、その都度調べることになるため、わからなかったスペルを覚えることができるようになります。そのほかにも、聞き取りを繰り返すことによって英語の文法が自然と体に馴染んでいくので、読解力も高まることでしょう。

英語字幕を活用する

洋画のDVDは、基本は日本語字幕か日本吹き替えでご覧になるかもしれません。しかしどの作品でも大抵の場合、英語字幕がついています。これをうまく活用することによって、リスニング能力がなくても英語のセリフを理解できるようになるのです。

作品の種類や内容によって、登場する単語や文章の難易度はそれぞれ変わります。例えば金融系の作品であれば、必然的に金融業界で使用するワードが多く登場することでしょう。

しかし、いきなり専門的な単語を覚えても、日常生活の中で活用するのはどうしても難しいものです。映画選びで困ったときは、日常会話がメインとなるコメディなどを選ぶとよいでしょう。

英語字幕を活用するもう1つのメリットは、教科書にはない文法や単語を学べる点にあります。普段はあまり使わないスラングなどの新たな発見を、日本にいながらできるというのは大きな収穫といえるでしょう。

まとめ

今回は本物の英語力をつけるためのポイントについて解説しました。本物の英語を身につけるためには、耳や脳を英語に慣れさせることが重要なポイントとなります。そのためには、幼少期など早い段階で英語の学習を始めることが大切です。

本格的な英語学習を実施している「レッドゲートリーディングアカデミー」では、楽しく本物の英語を身につけていただけるように、工夫を凝らしたカリキュラムを用意しております。無料体験レッスンも随時行っておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。